◆東尋坊周辺の民宿・旅館を探すなら「三国温泉 お宿あらや」はいかがでしょうか。お宿あらやのある福井県坂井市三国町には福井県を代表する観光地である東尋坊や、三国サンセットビーチ・越前松島水族館・芝政ワールドなどのレジャースポットがあり、素泊まり・一泊二食・越前ガニ・芝政ワールド1DAYパスポート付き宿泊などのご宿泊プランがございます。 ●【越前ガニの宿泊プラン】に進む ●【越前ガニの食事・昼食のご予約】に進む ●【素泊まり・一泊二食つき宿泊プラン】に進む
◆福井県坂井市三国町安島 東尋坊国定公園 *東尋坊への旅行・観光情報:お宿あらやから車で5分くらいのところに東尋坊があります。福井県を代表する観光地の一つである「東尋坊」は、約1kmにわたる断崖に日本海の荒波が打ち寄せる、国の天然記念物及び指定名勝です。水面から25m(ビル約8~9階の高さ)もの断崖絶壁から臨む景色は雄大。海面からの目線で楽しめる観光遊覧船も人気です。宿にご宿泊のお客様にも、東尋坊に旅行・観光に来る方は多くいらっしゃいます。東尋坊は火山が噴火して流出したマグマが冷えて固まり、固まった岩が波に削られて壮大な崖になったもので、東尋坊の観光組合は「崖っぷち」のフレーズで宣伝しています。東尋坊(とうじんぼう)ちかくの民宿・旅館・ホテルへのご宿泊なら、東尋坊まで車で5分の近さの三国温泉 お宿あらやをご利用ください。
◆東尋坊の周辺を遊覧船が出ています。一周30分くらいのコースで、洋上から東尋坊周辺を楽しむ事ができます。営業期間・営業時間は 時期により異なります。くわしくは、東尋坊観光遊覧船ホームページにてご確認ください。
◆東尋坊には周辺を一望できる東尋坊タワーがあります。海抜100メートル・地上55メートルからの眺めだそうです。
◆火山の噴火により流れ出たマグマが冷えて固まり、固まった岩が波に削られて東尋坊の今の形状になったと言われており、この岩は「輝石安山岩」と呼ばれています。マグマが冷えて固まるときにできた五・六角形の柱状の割れ目(柱状節理)が発達していて、この規模の大きさが地質学的に貴重とされ、1935年に国の天然記念物・名勝に指定されています。この柱状節理の様子が、同じ輝石安山岩でもお宿あらやのある越前松島とは少し様子が異なります。東尋坊のものは「雄々しい」、越前松島のものは「優美である」と評される事が多いので興味のある方はぜひ比べてみて下さい。 ●【東尋坊ちかくの三国の民宿・旅館・ホテル|東尋坊の柱状節理】に進む
◆東尋坊には、こんな由来が伝わっています。『昔、平泉寺の東尋坊という僧がおりました。怪力を頼りに、民に対して悪事を繰り返していました。東尋坊はとある美しい姫君に恋をし、恋敵である僧と激しくいがみ合っていました。東尋坊の行いに困った平泉寺の僧たちは、皆で相談し東尋坊を海辺見物に誘い出しました。東尋坊が酒に酔って横になり眠り始めると、恋敵の僧は東尋坊を絶壁の上から海へ突き落としました。崖から突き落とされた東尋坊は、近くにいた者どもを道連れにしつつ崖の下へと落ちて行きました。東尋坊が沈んだ途端、お天気だった空はたちまち雲に覆われ、豪雨と雷で大地は激しく震えました。この暴風雨は四十九日の間続いたそうです。』 ●【東尋坊 名前の由来】に進む
◆東尋坊の脇には海岸に沿って約4キロある「荒磯遊歩道」があります。海を見下ろす形で歩いて行く事ができます。途中に高見順や三好達治、高浜虚子など地元と縁のある文学者の碑が立っている場所もありますよ。お天気の良い日にはお散歩されると気持ちが良いのではないでしょうか。
◆お土産屋さんが立ち並ぶ道を下っていくと、絶壁に出ます。
◆絶壁からは海が一望。遠くに見えるのは雄島。
◆子供が小さいので今回は断念しましたが、遊覧船もありますよ。
◆この日はすごく天気が良くて、波が穏やか。雄島もクッキリきれいに見えました。
◆波が穏やかな日は、東尋坊から遊覧船が出ています。海のほうに降りていくと遊覧船乗り場の案内所がありますよ。切符を買ったら、坂を下って遊覧船乗り場へ行きましょう。
◆遊覧船乗り場には、ひっきりなしに船が出たり入ったり。順次、時間になったら出発します。波が荒くて東尋坊から船が出ないときは、ヨットハーバーから出発することもあるそう。
◆チケット売り場の側には「海から見た東尋坊」の模型もありました。残念ながら、今回も遊覧船には乗れなかったんですが、晴れて波が穏やかだったから 乗ったら気持ち良かっただろうな。次回こそ、ぜひトライしてみたいと思います。
◆東尋坊の先まで下りていくと、右側(遊覧船乗り場の反対側)にデン!と大きな石。ここで記念撮影してる人もいましたよ。
◆海のほうまで行くと、いろいろな石の形の石が見えます。こんな風に、縦に柱状に立っている石や・・・
◆千畳敷と呼ばれる四角くなった岩が並んでいる場所も。間近に見たかったら下へ降りていくこともできます。この日は海もきれいに澄んでいて、海中の岩や海藻も見えました。
◆近くに展示してあった、東尋坊の岩を切ったもの。断面にスジが入っているのが見えます。安山岩(あんざんがん)って言うそうです。
◆東尋坊には左右に遊歩道があります。海沿いをゆっくりお散歩するのも良いですよ。荒磯遊歩道は三国町米ヶ脇から雄島にかけて海沿いを歩く道をいいます。長さは約4キロくらいです。写真は東尋坊の左側にある荒磯遊歩道。奥に文人の石碑が海の方を向いて立っています。
◆海に向かって、福井にゆかりのある文人の石碑が立ってます。三好達治さんや、高見順さんなど。ここも遊覧船が通っているので、遊覧船内でも紹介されてるかも?
◆三国の郷土の詩人 高見順 : 福井県坂井市三国町で生まれた高見順は、郷土を代表する詩人のひとりです。福井県知事を父として明治40年に誕生しました。越前三国を故郷として愛した詩人です。越前三国の郷土資料館「みくに龍翔館」に高見順をはじめとする郷土の文人の詳しい資料があります。高見順に興味がある方はぜひ一度「みくに龍翔館」を訪れてみてください。この越前三国観光ガイドでもみくに龍翔館を紹介しています。
◆高見順の詩の代表的な作品「われは草なり」 この詩は小学校に通う息子が国語の教科書(小5・光村図書)に掲載されているのを見つけて、私に教えてくれました。高見順の代表的な詩の一つです。本来なら縦書きでご紹介すべきですが、仕様により横書きでご紹介いたします。
われは草なり
われは草なり 伸びんとす 伸びられるとき 伸びんとす 伸びられぬ日は 伸びぬなり 伸びられる日は 伸びるなり
われは草なり 緑なり 全身すべて 緑なり 毎年かはらず 緑なり 緑のおのれに あきぬなり
われは草なり 緑なり 緑の深きを 願ふなり
ああ 生きる日の 美しき ああ 生きる日の 楽しさよ われは草なり 生きんとす 草のいのちを 生きんとす
人生を感じさせる良い詩ですね。くりかえされる「草」「緑」とは、ありのままのおのれの姿そのもの・おのれの命そのものを表現しているのでしょう。第四連では草として生きようとする強い決意が伝わってきます。とても良い詩だと思いますのでご紹介させていただきました。