越前蟹の民宿　龍翔博物館２６

◎福井県と越前蟹の旅

福井県に旅行に行くなら、ぜひ越前蟹を味わってください。福井県には福井県立恐竜博物館や永平寺があり、坂井市三国町には東尋坊や芝政ワールドや越前松島水族館があります。夜は同じ三国町で東尋坊から車で5分、越前松島水族館から歩いて3分の位置にある越前蟹の民宿あらやに宿泊して越前蟹を味わう、といった坂井市龍翔博物館と越前蟹の民宿を組み合わせた旅行はいかがでしょうか。【東尋坊三国温泉の宿】【海が見える客室】【温泉の貸切風呂】【東尋坊に近い民宿・旅館】【越前松島水族館に近い民宿・旅館】【芝政ワールドに近い民宿・旅館】【越前蟹の口コミ・ご感想・美味しいの声】に進む

◎福井県坂井市の龍翔博物館に行ってきました

坂井市龍翔博物館の「コレクション展２０２５～三国の職人技をみる～」に来ています。こちらは昭和時代の湯浅流豊（ゆあさりゅうほう）作の模型（三国祭山車屋台みくにまつりやまやたい）です。太鼓や三味線の囃子方（はやしかた）が山車に乗りこんで音楽を奏でるのですが、その小太鼓の縄や平太鼓の鋲（びょう）にいたるまで細部にわたって彫り込んであるそうです。現場で模型を見ていただくとよく分かるのですが、かなり精巧に作られていますので、建築模型などの本物を作る前の模型としてではなく、飾り物・置物として作られたものだと思います。

これらは昭和時代の山車人形（やまにんぎょう）の鎧の一部で、ひざ下を守る脛当（すねあて）だそうです。脛当でこの大きさですから、人形全体がかなり大きいものだと分かります。細部の装飾まできちんと作りこまれています。

同じく、こちらも鎧の一部です。

明治時代の初代井田一洞斎（いだいっとうさい）作の仏壇の扉「玉堂富貴図（ぎょくどうふうきず）」です。漆塗り蒔絵（まきえ）で「牡丹（ぼたん）」と「花海棠（はなかいどう）」が描かれています。炭で研ぎだす「研ぎ出し蒔絵」の技法が使われているとのことです。漆塗りの仕上げに表面をピカピカにするため、炭をつかって表面を研ぐと下の模様が綺麗に浮かびあがってくるんですね。一部に純金も使われているそうで、この時代の職人の作るものの技術的なレベルの高さとそれを発注できる富裕層の存在を感じる事ができます。

同じく明治時代の初代井田一洞斎（いだいっとうさい）作の仏壇の扉「玉堂富貴図（ぎょくどうふうきず）」です。漆塗り蒔絵（まきえ）で「牡丹（ぼたん）」と「木蓮（もくれん）」が描かれており、「木蓮（玉蘭）」は「玉（ぎょく）」を、「花海棠（はなかいどう）」は「堂」（立派な建物をあらわす）を、「牡丹」は富貴を示す吉祥図となっているそうです。三国仏壇は木地・金具・彫刻・塗などの様々な職人技を結集してつくられており、三国仏壇では塗りを担当する塗師が全体の取りまとめ役をしたことから、塗師を「仏壇師」と呼んだそうです。工芸作品のすばらしさはお話しても伝わらないと思いますので、ぜひ龍翔博物館に足を運んで三国の職人の技をご覧いただければと思います。

福井県坂井市三国町で越前蟹の民宿・旅館を探すなら、東尋坊から車で5分の「越前蟹の民宿あらや」はいかがでしょうか。

越前蟹の民宿あらやではお客様にメインの蟹をお見せしてから調理します。１．本物を確認できる　２．写真が撮れる　３．ゆで置きや冷凍は使わない　４．調理したての蟹を味わえる　５．蟹だけで満足できる、ことで皆様から安心してご予約いただいております。蟹以外のメニューで量を増やすことはいたしません。

越前蟹の民宿あらやは私と妻の小さな宿ですが、新鮮な蟹を調理することにこだわっています。調理前の蟹をお見せするのも、お客様に鮮度をご確認いただきたいからです。蟹の仕入れから調理まで夫婦で行い、人任せにしません。良い蟹を仕入れようと努力しております。

越前蟹の民宿あらやでは調理前の越前蟹をお客様にお見せします。お見せしてから調理しますので、お待たせしますが、調理したての越前蟹を味わえます。蟹を手に持って、記念写真を撮ることもできます。