越前蟹の民宿 龍翔博物館31
坂井市龍翔博物館と越前蟹の民宿
- ◎福井県と越前蟹の旅
- 福井県に旅行に行くなら、ぜひ越前蟹を味わってください。福井県には福井県立恐竜博物館や永平寺があり、坂井市三国町には東尋坊や芝政ワールドや越前松島水族館があります。夜は同じ三国町で東尋坊から車で5分、越前松島水族館から歩いて3分の位置にある越前蟹の民宿あらやに宿泊して越前蟹を味わう、といった坂井市龍翔博物館と越前蟹の民宿を組み合わせた旅行はいかがでしょうか。【東尋坊三国温泉の宿】【海が見える客室】【温泉の貸切風呂】【東尋坊に近い民宿・旅館】【越前松島水族館に近い民宿・旅館】【芝政ワールドに近い民宿・旅館】【越前蟹の口コミ・ご感想・美味しいの声】に進む
- ◎福井県坂井市の龍翔博物館に行ってきました
坂井市龍翔博物館の「コレクション展2025~三国の職人技をみる~」に来ていまして、特別展から常設展に移りました。前回のレポートで明治政府からエッシャーに贈られた記念品で、蒔絵(まきえ)の文箱(ふばこ)と硯箱(すずりばこ)をご紹介しました。工芸品として品質の高い、とても立派な贈り物でした。当時の内務卿の伊藤博文がエッセルが帰国するということで、日本での功績に感謝してこれを贈り将来の幸福を望む、という内容の書簡を添えていたんですね。
エッセル堤は日本初の西洋式の突堤ということです。大きな石を多く運んで河口部に積んでいったとのことですので、石を運んで積み上げる機械の図面でしょうか。
エッセル堤を作るのに数年間を要しました。それは多くの人足を使って、東尋坊や安島から大きな石を運んで積み上げるという工法で作られているからです。東尋坊や安島は三国湊の近辺にあり、大昔の火山活動でマグマが冷え固まった安山岩が多くあります。安山岩は固くて重いので、当時、岩を運んで積み上げて突堤を築くことは大変な事業だったと思います。それくらいの労力をかけても必要だったということですね。
ここから三国の工芸の話に入っていきます。
三国湊で工芸が最盛期を迎えたのは幕末から明治時代です。主な工芸品として、箪笥や船箪笥といった家具や指物、寺院や神社、住宅・仏壇・三国祭などの山車屋台などの彫刻、紫檀や黒檀などを用いた茶棚(ちゃだな)や卓(しょく)・小物などの唐木細工(からきざいく)、仏壇仏具・食器などの漆塗(うるしぬり)などがあるそうです。私は工芸の世界が大好きで、明治時代は日本全体の工芸のレベルが高まった時期で、この当時の技術が極まったときです。もちろん工芸も時代によって様変わりしていくのですが、人の手で作る上での根本的な技はエジプトの昔から変わっていません。日本においては、この明治という工芸の隆盛期の作品はとても興味深く、鑑賞して楽しいものです。三国湊にも工芸の隆盛期があったのは嬉しいことですね。
蟹の民宿・旅館なら越前蟹の民宿あらや
福井県坂井市三国町で越前蟹の民宿・旅館を探すなら、東尋坊から車で5分の「越前蟹の民宿あらや」はいかがでしょうか。
越前蟹の民宿あらやではお客様にメインの蟹をお見せしてから調理します。1.本物を確認できる 2.写真が撮れる 3.ゆで置きや冷凍は使わない 4.調理したての蟹を味わえる 5.蟹だけで満足できる、ことで皆様から安心してご予約いただいております。蟹以外のメニューで量を増やすことはいたしません。
越前蟹の民宿あらやは私と妻の小さな宿ですが、新鮮な蟹を調理することにこだわっています。調理前の蟹をお見せするのも、お客様に鮮度をご確認いただきたいからです。蟹の仕入れから調理まで夫婦で行い、人任せにしません。良い蟹を仕入れようと努力しております。
越前蟹の民宿あらやでは調理前の越前蟹をお客様にお見せします。お見せしてから調理しますので、お待たせしますが、調理したての越前蟹を味わえます。蟹を手に持って、記念写真を撮ることもできます。
越前蟹の民宿あらやは全館リニューアルしました
◎福井県坂井市三国町の越前蟹の民宿あらやは念願の全館リニューアルを終えて「三国温泉お宿あらや」として生まれ変わりました。食事スペースは「越前蟹の食事処 越前がに楽膳」に変わりました。妻と二人で民宿を継いでから、長いあいだ構想を練っていたのですが、終わってみれば柱と床と外壁以外のほとんどを改装した全館リニューアルとなりました。上の写真は、改装後の「三国温泉お宿あらや」の玄関先です。改装することができたのは、越前蟹の民宿あらやのときの常連のお客様のおかげです。「三国温泉お宿あらや」に変わっても、これまで通り良い越前蟹をお出しできるよう努力します。【三国温泉 お宿あらや】に進む 【越前蟹の宿泊予約・プラン一覧】に進む
◎越前蟹の民宿あらやの客室はすべて畳敷きの和室でした。改装後は、客室の数は四つのまま変わらずに、二つを畳敷きの和室にして、残り二つをベッドの客室にしました。全室、トイレ・洗面つきです。上の写真は改装後の和室の客室です。越前蟹の民宿あらやは東尋坊から続く越前加賀海岸国定公園のひとつ越前松島という海岸線にある自然公園内に立地しており、客室から海がきれいに見えました。この頃の客室の景観の良さを保ちつつ、さらに窓を一枚ガラスに変えることによって水平線がきれいに見えるよう改装時に工夫しました。これによって、夏から秋に水平線に沈む夕陽がとてもきれいに見える客室となりました。写真の客室「越前」はとてもお客様に好評で、ご宿泊の要望の高い人気のある客室になっています。【三国温泉お宿あらやの客室】に進む
◎上の写真は現在のベッドの客室の写真です。ご覧の通り、畳敷きの和室にベッドを備えた和風のベッド室となっております。越前蟹の民宿あらやの頃は、畳の上に敷くお布団の数を調整することですべての客室でお子さんにご宿泊いただけたのですが、改装後のベッドの客室は大人お二人様専用の客室とすることになりました。お子様のご宿泊が制限されるのは残念ですが、越前蟹の民宿あらやの頃に、越前蟹のご宿泊のお客様からベッドの客室の要望がとても多く、改装時にフローリングの洋間にベッドを置く客室にすべきか、かなり迷ったのですが、畳敷きの和ベッド室の方が体への当たりが柔らかく、越前蟹シーズンのお客様に向いていると判断しました。写真の客室「海幸」はとても好評で、特に越前蟹シーズンのご夫婦が多くご宿泊されています。【三国温泉お宿あらやの客室】に進む
◎以前、越前蟹の民宿あらやの頃は通常の一般的な浴室しかありませんでしたが、改装後は予備の客室だった場所を三国温泉を引いた浴室にしました。予備の客室二つをそのまま浴室に改装しましたので、改装前と比べて内部の空間を大きくすることができました。この浴室は時間制の貸切風呂として使用することで、他のお客様と一緒のお風呂にならないようにしています。ご夫婦で入られるには充分な大きさの浴室になっていると思います。【三国温泉】に進む