越前蟹の民宿 福井の食育

越前蟹の民宿あらやは「ふくいブランド大使」

◎越前蟹の民宿が福井県の食育を紹介
福井県では全国トップクラスを誇る「健康・長寿」をブランドコンセプトの中心に据え、個々の地域ブランド「ふくいブランド」の魅力を発信しています。越前蟹の民宿あらやふくいブランド大使(法人)に認定されており、ふくいブランドのひとつである越前蟹(えちぜんがに)の魅力を全国に発信しています。ふくいブランドを知り、東尋坊や永平寺や福井県立恐竜博物館に訪れ、三国の越前蟹の民宿あらやに宿泊して越前蟹を味わう、といった福井県の観光地とふくいブランド、それに越前蟹の民宿を組み合わせた旅行はいかがでしょうか。ここでは、福井県の食育をご紹介します。(※)参考文献『ふくいブランドハンドブック』

越前蟹の民宿 福井の食育『食育の言葉を使い始めたのは』

◆ 食育の言葉を使い始めたのは
自分で自分の健康を守り、健全で豊かな食生活を送るための能力を高める『食育』。この言葉を日本で使い始めたのは、福井市子安町で生まれた石塚左玄(いしづかさげん)という医師です。彼は『化学的食養長寿論』の中で「地方に先祖代々伝わってきた伝統的食生活にはそれぞれ意味があり、その土地に行ったらその土地の食生活に学ぶべきである」という『身土不二(しんどふじ)』の原理を発表。今から百年以上も前に、食の栄養、安全、選び方や組み合わせ方の知識と、それに基づく食生活が心身共に健やかな人間をつくるという教育=「食育」を唱えていたのです。
◆ 石塚左玄(いしづかさげん)1851~1909
幕末、福井藩に生まれる。食を通じた予防と治療を説く『化学的食養長寿論』を発表し、食養医学の基礎を築く。

越前蟹の民宿 福井の食育『長寿の秘訣を伝承』

◆ 長寿の秘訣を伝承
福井県は石塚左玄の他にも、多くの名医を生み出しています。西洋の医学書「ターヘル・アナトミア」を翻訳した『解体新書』で知られる杉田玄白は、小浜藩医として活躍した福井出身の人物です。彼は85歳という当時としては大変な長寿をまっとうし、医業のかたわら多くの著作を残しました。そのひとつ『養生七不可(ようじょうしちふか)』には健康長寿のためにやってはいけないことが書き記されており、健康と長寿の秘訣を後世の人々に残してくれています。彼が生まれた小浜藩の江戸屋敷は、現在、東京都新宿区矢来公園になっており、玄白の生誕地と小浜藩邸跡を示す記念碑が立っています。また、東京都荒川区回向院には、玄白が解体新書を著したことを記念した観臓記念碑が設けられています。
◆ 杉田玄白(すぎたげんぱく)1733~1817
祖父の代から続く、小浜藩の藩医。日本の近代医学の出発点ともいえる「解体新書」の翻訳などで知られる。『養生七不可(ようじょうしちふか)』を著して健康と長寿の秘訣を説く。

越前蟹の民宿 福井の食育『福の心を未来に』

◆ 福の心を未来に
江戸時代の寺子屋では、生徒に「福」の文字を、次のように教えていたといいます。「”福”という文字は”一口田ネ(ひとくちだね)と読めます。一口の幸福に感謝し、よく噛みしめ、深く味わって食べましょう」このように、食育の精神を表すような”福”を持つ福井県には、遥か江戸時代の昔から食を通した健康づくりの精神が根づいているのです。その証のひとつが、全国トップクラスの平均寿命にあらわれているのでしょう。

越前蟹の民宿 福井の食育『健康長寿のヒント』

◆ 「養生七不可」
杉田玄白が書き残した「養生七不可」。その内容を現代風に言い換えると、
一、昨日の失敗は後悔しない
一、明日のことは心配しない
一、食べるのも飲むのも度を過ぎない
一、変わった食べ物は食べない
一、何でもないのにむやみに薬を飲まない
一、元気だからといって無理をしない
一、楽をせず、適当に運動を
・・・ということになります。どうやら健康で長生きする秘訣は、今も昔もあまり変わらないようです。

蟹の民宿・旅館なら越前蟹の民宿あらや

越前蟹のセリ

福井県坂井市三国町越前蟹の民宿旅館を探すなら、東尋坊から車で5分の「越前蟹の民宿あらや」はいかがでしょうか。

店先の越前蟹

越前蟹の民宿あらやではお客様にメインの蟹をお見せしてから調理します。1.本物を確認できる 2.写真が撮れる 3.ゆで置きや冷凍は使わない 4.調理したての蟹を味わえる 5.蟹だけで満足できる、ことで皆様から安心してご予約いただいております。蟹以外のメニューで量を増やすことはいたしません。

越前蟹の水槽

越前蟹の民宿あらやは私と妻の小さな宿ですが、新鮮な蟹を調理することにこだわっています。調理前の蟹をお見せするのも、お客様に鮮度をご確認いただきたいからです。蟹の仕入れから調理まで夫婦で行い、人任せにしません。良い蟹を仕入れようと努力しております。

調理前の越前蟹をお見せします

越前蟹の民宿あらやでは調理前の越前蟹をお客様にお見せします。お見せしてから調理しますので、お待たせしますが、調理したての越前蟹を味わえます。蟹を手に持って、記念写真を撮ることもできます。



越前蟹の民宿あらやは全館リニューアルしました

越前蟹の民宿あらや改装後の写真

◎福井県坂井市三国町越前蟹の民宿あらやは念願の全館リニューアルを終えて「三国温泉お宿あらや」として生まれ変わりました。食事スペースは「越前蟹の食事処 越前がに楽膳」に変わりました。妻と二人で民宿を継いでから、長いあいだ構想を練っていたのですが、終わってみれば柱と床と外壁以外のほとんどを改装した全館リニューアルとなりました。上の写真は、改装後の「三国温泉お宿あらや」の玄関先です。改装することができたのは、越前蟹民宿あらやのときの常連のお客様のおかげです。「三国温泉お宿あらや」に変わっても、これまで通り良い越前蟹をお出しできるよう努力します。【三国温泉 お宿あらや】に進む 【越前蟹の宿泊予約・プラン一覧】に進む

越前蟹の民宿あらやの和室の写真

越前蟹の民宿あらやの和室の写真

越前蟹の民宿あらやの客室はすべて畳敷きの和室でした。改装後は、客室の数は四つのまま変わらずに、二つを畳敷きの和室にして、残り二つをベッドの客室にしました。全室、トイレ・洗面つきです。上の写真は改装後の和室の客室です。越前蟹民宿あらやは東尋坊から続く越前加賀海岸国定公園のひとつ越前松島という海岸線にある自然公園内に立地しており、客室から海がきれいに見えました。この頃の客室の景観の良さを保ちつつ、さらに窓を一枚ガラスに変えることによって水平線がきれいに見えるよう改装時に工夫しました。これによって、夏から秋に水平線に沈む夕陽がとてもきれいに見える客室となりました。写真の客室「越前」はとてもお客様に好評で、ご宿泊の要望の高い人気のある客室になっています。【三国温泉お宿あらやの客室】に進む

越前蟹の民宿あらやのベッド室の写真

越前蟹の民宿あらやのベッド室の写真

◎上の写真は現在のベッドの客室の写真です。ご覧の通り、畳敷きの和室にベッドを備えた和風のベッド室となっております。越前蟹民宿あらやの頃は、畳の上に敷くお布団の数を調整することですべての客室でお子さんにご宿泊いただけたのですが、改装後のベッドの客室は大人お二人様専用の客室とすることになりました。お子様のご宿泊が制限されるのは残念ですが、越前蟹民宿あらやの頃に、越前蟹のご宿泊のお客様からベッドの客室の要望がとても多く、改装時にフローリングの洋間にベッドを置く客室にすべきか、かなり迷ったのですが、畳敷きの和ベッド室の方が体への当たりが柔らかく、越前蟹シーズンのお客様に向いていると判断しました。写真の客室「海幸」はとても好評で、特に越前蟹シーズンのご夫婦が多くご宿泊されています。【三国温泉お宿あらやの客室】に進む

越前蟹の民宿あらやの温泉の写真

◎以前、越前蟹民宿あらやの頃は通常の一般的な浴室しかありませんでしたが、改装後は予備の客室だった場所を三国温泉を引いた浴室にしました。予備の客室二つをそのまま浴室に改装しましたので、改装前と比べて内部の空間を大きくすることができました。この浴室は時間制の貸切風呂として使用することで、他のお客様と一緒のお風呂にならないようにしています。ご夫婦で入られるには充分な大きさの浴室になっていると思います。【三国温泉】に進む

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