越前蟹の民宿 福井のグルメ

越前蟹の民宿あらやは「ふくいブランド大使」

◎越前蟹の民宿が福井県のグルメを紹介
福井県では全国トップクラスを誇る「健康・長寿」をブランドコンセプトの中心に据え、個々の地域ブランド「ふくいブランド」の魅力を発信しています。越前蟹の民宿あらやふくいブランド大使(法人)に認定されており、ふくいブランドのひとつである越前蟹(えちぜんがに)の魅力を全国に発信しています。ふくいブランドを知り、東尋坊や永平寺や福井県立恐竜博物館に訪れ、三国の越前蟹の民宿あらやに宿泊して越前蟹を味わう、といった福井県の観光地とふくいブランド、それに越前蟹の民宿を組み合わせた旅行はいかがでしょうか。ここでは、福井県のグルメをご紹介します。(※)参考文献『ふくいブランドハンドブック』

越前蟹の民宿 福井のグルメ『越前蟹(えちぜんがに)』

◆ 全国で唯一、皇室に献上されるまさに冬の味覚の王者
食する者を誰をもうならす、味覚の王者「越前蟹(えちぜんがに)」。日本海・越前海岸沖は、独特の地形により好環境に恵まれ、また漁場が近いため生きたまま港に届けられます。この蟹漁は日本で最も古く、江戸時代初期から行われています。身が引き締まり、淡白な中にも適度に脂がのったその味は至高と呼ぶにふさわしく、多くの美食家たちに愛されています。地元では雌を「セイコ」と呼び、セイコの内子(卵巣)も、誰でもやみつきになる極上の珍味です。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『越前おろしそば』

◆ そばに選ばれし、福井の風土
『北緯36度線~38度線』・・・この数字、いったいなんだと思いますか?実は、風味が高くておいしいそばが育つ風土の条件と言われているものです。福井県は北緯36度線上に位置しており、おしいしいそばができる環境に当てはまっているようです。県内で栽培されている玄そばは、皮が薄くて小粒。昔ながらの石臼でひいたそば粉を手打ちで仕上げれば、まさに究極の味わいを醸し出します。しかも、福井県のそばは、他県にはないオリジナリティにあふれています。それが、そばと大根おろしを組み合わせた『越前おろしそば』。たっぷりの湯でゆであげた熱々の麺を冷水でキュッと引き締め、大根おろしがたっぷり入ったみぞれ状の冷たいダシをかけていただく・・・。独特の食べ方は、福井の食文化の代表格として、全国的にも知られています。さらに県内では、勝山市の「勝ち山おろしそば」や坂井市の「越前坂井 辛み蕎麦」など、ご当地ならではのおろしそばをPRする動きも始まっています。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『越前おろしそばの健康効果』

◆ 大根とそばはヘルシーコンビ
「越前そばは五臓六腑のアカをとる」そう昔から言われているように、そばを多く食べる福井人は長生きする人が多いという事実があります。そばの成分には、良質のタンパク質や豊富なビタミンB1、ルチンなどが含まれているのですが、特にルチンはポリフェノールの一つで、動脈硬化や脳卒中、高血圧を抑制する効果があります。福井県産のそばには、相対的にこのルチンの含有量が多いそう。さらに、ルチンはビタミンCと一緒に摂取することにより働きが良くなるとされているのですが、『越前おろしそば』の象徴である大根おろしは、ビタミンCたっぷりです。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『越前おろしそば命名の秘密』

◆ 越前おろしそば命名の秘密
素朴ながらそば粉の味を純粋に味わうことのできる「越前おろしそば」。福井のそばの歴史は古く、戦国大名朝倉氏が一乗谷(現福井市)に城を構えた頃に始まり、その後、府中(現越前市)の城主となった本多富正公の頃から「おろしそば」の形で食べられるようになったようです。「越前おろしそば」と言われるようになったのは、実は昭和になってから。昭和22年10月、昭和天皇が福井を訪ねられた際におろしそばをお召し上がりになられました。かつてないことながら、おかわりもご所望になり、皇居に戻られた後も「あの越前のそば・・・」とお言葉にされたのだとか。この事がきっかけで「越前おろしそば」として全国に広がっていく事になりました。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『鯖街道』

◆ 御食国(みけつくに)若狭から都へ続く鯖の道
古くから、若狭は大陸文化の玄関口として栄えていました。奈良・京都から日本海側で一番近い湾がある若狭を通して、さまざまな大陸文化が伝えられたのです。例えば、日本に初めて象が上陸したのも、若狭の小浜だったという資料が残されています。また、若狭は神に供え天皇に捧げる書物である「御贄(みにえ)」を供給する『御食国(みけつくに)』でもありました。若狭湾で水揚げされた魚介類は、若狭街道を経て、朝廷のあった奈良や京都の都まで運ばれていたのです。ちょうど早朝に若狭湾で水揚げされ”一塩”された海産物が、一昼夜かけて京に着くころには良い塩梅になっていた事から、この道にはいつしか『鯖街道』という名前がつけられたと言われています。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『へしこ』

◆ 健康につながる保存食の知恵
『へしこ』、『なれずし』、『鯖寿司』、『浜焼き鯖』・・・これらは全て鯖を加工した若狭の名産品です。特に『焼き鯖寿司』は、空港の「空弁(そらべん)」から大人気となり、いまや全国的人気を誇っています。昔から鯖は”生き腐れ”といわれるほど腐敗の足が早いため、保存食の技術が高まっていきました。『へしこ』はその代表的なもので、江戸時代から福井に伝わる魚のぬか漬けのこと。『へしこ』に加工することで、アミノ酸は約二倍、ペプチドは約五倍にも増加することが判明しています。もともと青魚はDHAやEPAなどを多く含み、血液をサラサラにする作用があると言われていますが、保存食として人の手を加えることで、その栄養価をさらに増幅させていたのです。また、『へしこ』は地元の大学教授の研究により、血圧抑制効果がある事が分かっています。酒の肴やお茶漬けにしたり、またパスタなど様々な料理にも利用されている福井の伝統食『へしこ』。この『へしこ』は美味しいだけでなく、福井が誇る健康長寿の食文化なのです。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『浜焼き鯖』

◆ ふくい夏の風物詩「半夏生鯖」
脂の乗った鯖を竹串にさして、丸ごと焼き上げる若狭の伝統料理「浜焼き鯖」。福井では年間通じてこの「浜焼き鯖」を食べていますが、特に夏至から数えて11日目にあたる『半夏生(はんげしょう、または、はげっしょ)』の日には、県内各地の魚屋やスーパーで「半夏生鯖コーナー」が設けられます。これは、その昔、大野藩(現大野市)の殿様が領民に対し、夏バテ防止のために栄養満点の鯖を食べることを推奨したことが始まり。町のあちこちで上がる鯖をやく香りと煙、店先に並ぶ「浜焼き鯖」は、まさに鯖料理の本場、ふくいの夏の風物詩です。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『油揚げ』

◆ 油揚げ ~ 福井県は油揚げの消費量全国一位
福井市では油揚げの購入金額が全国平均の二倍近くもあり、ダントツで全国一位。特に厚揚げが多く、報恩講料理や精進料理以外でも、煮物、味噌汁、炒め物など毎日のように食卓にのぼっています。油揚げの原材料の大豆は、更年期障害の改善や美肌にも効果があるとされる大豆イソフラボンを多く含む健康的食品です。焼いた厚揚げに大根おろしと刻みネギをのせ、生姜醤油をかけて食べる「焼き厚揚げ」が居酒屋の定番メニューであるのも福井ならではです。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『報恩講料理』

◆ 報恩講料理 ~ 心にしみいる、報恩講料理
道元禅師が開いた永平寺や、蓮如上人が開いた吉崎御坊のある福井は、信仰心の厚い県です。特に、浄土真宗が浸透している地域では、日々の暮らしの中に、宗祖の親鸞聖人を敬い、先祖を偲ぶ”おつとめ”が息づいています。この”おつとめ”の中でも「ほんこさん」と呼ばれる報恩講は、最も重要な行事です。報恩講は親鸞聖人の忌日を中心に、門徒が寺に集まって昼食をはさんで午前・午後のおつとめを行い、説教を聞くなど、ほぼ一日を寺で過ごすものです。その時の昼食を「お齋(おとき)」と言い、一汁三菜を基本に、厚揚げとじゃがいもの煮物、ナスの煮物、スコ(里芋の茎の酢の物)・・・ずらりと福井の郷土料理が並びます。この「報恩講料理」をはさんで会話を交わすひと時は、世代を超えた心の交流の場でもあるのです。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『永平寺の精進料理』

◆ 永平寺の精進料理 ~ 食を通した修行 精進料理
全国一万五千もの寺院を要する曹洞宗大本山・永平寺。寛元2年(1244年)に道元禅師によって開かれた永平寺では、修行僧は「精進料理」という魚介類や肉類を用いない穀物や野菜などを主とする料理を食べています。道元は「典座教訓(てんぞきょうくん)」を記し、食事を作る際の心構えを説いて、食を修行の域に高めたことでも知られています。永平寺の精進料理では、野菜、穀物も命あるものとして、人参の皮をむかずに使うなど食材を大切に扱っています。旬の食材のもつ美味しさが引き立ち、体に優しい素材を自然のままにいただくという、健康食の基本を実践しています。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『水ようかん』

◆ 水ようかん ~ 旬は冬 こたつで食べるお菓子
福井の場合、水ようかんの旬は”冬”。家族が揃うお正月の定番のお菓子です。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『くずまんじゅう』

◆ くずまんじゅう ~ 熊川くずで作ります
日本三大くずの一つ熊川くずは、厳寒の冬に「寒ざらし」という作業により作られます。

越前蟹の民宿 福井のグルメ『ソースカツ丼』

◆ ソースカツ丼 ~ ファンが多いんです
薄くスライスしサクッと揚げたカツを、秘伝のタレに漬けて・・。ほかほかごはんにピッタリです。

蟹の民宿・旅館なら越前蟹の民宿あらや

越前蟹のセリ

福井県坂井市三国町越前蟹の民宿旅館を探すなら、東尋坊から車で5分の「越前蟹の民宿あらや」はいかがでしょうか。

店先の越前蟹

越前蟹の民宿あらやではお客様にメインの蟹をお見せしてから調理します。1.本物を確認できる 2.写真が撮れる 3.ゆで置きや冷凍は使わない 4.調理したての蟹を味わえる 5.蟹だけで満足できる、ことで皆様から安心してご予約いただいております。蟹以外のメニューで量を増やすことはいたしません。

越前蟹の水槽

越前蟹の民宿あらやは私と妻の小さな宿ですが、新鮮な蟹を調理することにこだわっています。調理前の蟹をお見せするのも、お客様に鮮度をご確認いただきたいからです。蟹の仕入れから調理まで夫婦で行い、人任せにしません。良い蟹を仕入れようと努力しております。

調理前の越前蟹をお見せします

越前蟹の民宿あらやでは調理前の越前蟹をお客様にお見せします。お見せしてから調理しますので、お待たせしますが、調理したての越前蟹を味わえます。蟹を手に持って、記念写真を撮ることもできます。



越前蟹の民宿あらやは全館リニューアルしました

越前蟹の民宿あらや改装後の写真

◎福井県坂井市三国町越前蟹の民宿あらやは念願の全館リニューアルを終えて「三国温泉お宿あらや」として生まれ変わりました。食事スペースは「越前蟹の食事処 越前がに楽膳」に変わりました。妻と二人で民宿を継いでから、長いあいだ構想を練っていたのですが、終わってみれば柱と床と外壁以外のほとんどを改装した全館リニューアルとなりました。上の写真は、改装後の「三国温泉お宿あらや」の玄関先です。改装することができたのは、越前蟹民宿あらやのときの常連のお客様のおかげです。「三国温泉お宿あらや」に変わっても、これまで通り良い越前蟹をお出しできるよう努力します。【三国温泉 お宿あらや】に進む 【越前蟹の宿泊予約・プラン一覧】に進む

越前蟹の民宿あらやの和室の写真

越前蟹の民宿あらやの和室の写真

越前蟹の民宿あらやの客室はすべて畳敷きの和室でした。改装後は、客室の数は四つのまま変わらずに、二つを畳敷きの和室にして、残り二つをベッドの客室にしました。全室、トイレ・洗面つきです。上の写真は改装後の和室の客室です。越前蟹民宿あらやは東尋坊から続く越前加賀海岸国定公園のひとつ越前松島という海岸線にある自然公園内に立地しており、客室から海がきれいに見えました。この頃の客室の景観の良さを保ちつつ、さらに窓を一枚ガラスに変えることによって水平線がきれいに見えるよう改装時に工夫しました。これによって、夏から秋に水平線に沈む夕陽がとてもきれいに見える客室となりました。写真の客室「越前」はとてもお客様に好評で、ご宿泊の要望の高い人気のある客室になっています。【三国温泉お宿あらやの客室】に進む

越前蟹の民宿あらやのベッド室の写真

越前蟹の民宿あらやのベッド室の写真

◎上の写真は現在のベッドの客室の写真です。ご覧の通り、畳敷きの和室にベッドを備えた和風のベッド室となっております。越前蟹民宿あらやの頃は、畳の上に敷くお布団の数を調整することですべての客室でお子さんにご宿泊いただけたのですが、改装後のベッドの客室は大人お二人様専用の客室とすることになりました。お子様のご宿泊が制限されるのは残念ですが、越前蟹民宿あらやの頃に、越前蟹のご宿泊のお客様からベッドの客室の要望がとても多く、改装時にフローリングの洋間にベッドを置く客室にすべきか、かなり迷ったのですが、畳敷きの和ベッド室の方が体への当たりが柔らかく、越前蟹シーズンのお客様に向いていると判断しました。写真の客室「海幸」はとても好評で、特に越前蟹シーズンのご夫婦が多くご宿泊されています。【三国温泉お宿あらやの客室】に進む

越前蟹の民宿あらやの温泉の写真

◎以前、越前蟹民宿あらやの頃は通常の一般的な浴室しかありませんでしたが、改装後は予備の客室だった場所を三国温泉を引いた浴室にしました。予備の客室二つをそのまま浴室に改装しましたので、改装前と比べて内部の空間を大きくすることができました。この浴室は時間制の貸切風呂として使用することで、他のお客様と一緒のお風呂にならないようにしています。ご夫婦で入られるには充分な大きさの浴室になっていると思います。【三国温泉】に進む

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