越前蟹の民宿　鹿島の森２

◎石川県と越前蟹の旅

福井県と石川県を組み合わせた越前蟹の旅もおすすめです。例えば、石川県の金沢市内を観光して1泊し、2日目は福井県に足をのばして東尋坊や永平寺や福井県立恐竜博物館に訪れ、夜は三国の越前蟹の民宿に宿泊して越前蟹を味わう、といった石川県の鹿島の森と越前蟹の民宿を組み合わせた旅行はいかがでしょうか。

◎石川県　鹿島の森

＊石川県加賀市塩屋町　＊鹿島の森への旅行・観光情報：吉崎御坊から車で１０分程度の場所にある、大樹林に覆われた島。元は北潟湖の中の島だったのが少しずつ土砂が堆積して地続きになったそうです。神聖な鎮守の森として数百年来斧を入れられていない場所だそうです。昭和13年に国の天然記念物に指定されています。2010年に二人で行ってきました。吉崎御坊を訪れた後、夫婦二人で立ち寄りました。私は初めて行きましたが、主人は独身時代に何度も訪れている場所だそうです。森の中は大きな木がたくさん生えていて、雰囲気は福井県坂井市三国町の雄島と似ている感じ。地面は苔や落ち葉がたくさんあるので、雨が降っている時は十分ご注意くださいね。

◎石川県の鹿島の森へ行ってきました

鹿島の森には貴重な植物や生き物がいて、国の天然記念物に指定されています。写真の看板に書かれている「赤手ガニ」という生き物は爪（ハサミ）の部分が赤いカニで、普段は水気の多い草地に穴を掘って住んでいます。産卵時期になると水辺で卵を生むので、奥の水たまりがある場所へたくさんのアカテガニが移動してくるそうです。（時期は初夏でしょうか？？）

私たちが行ったのは4月だったので、残念ながら赤手ガニを見る事は出来ませんでした。何度も来ている主人曰く、「こういう脇にある小さな穴から出てくるのではないか」との事でした。

頂上には鹿島の森のお社があります。この日の天気は曇りだったのであまり分からないのですが、天気が良い日は木のすきまから中央の苔の部分に木漏れ日の光が射していて、あたり一面がとても神々しい雰囲気なのだそうです。

お社に人のいる気配はありませんでしたが、辺りは綺麗に掃除してあり、きちんと管理されている感じが伝わってきました。お社の両脇には新しく狛犬が鎮座していました。このお社は辺りの方に大事に保存されているのでしょうね。

鹿島の森の中の様子。大きな木があちこちに沢山生えています。こういう所は福井県坂井市三国町の雄島と良く似ていますね。両方とも沢山の大きな木が立ち並び、何となく神秘的な雰囲気。人々の信仰の対象となるのも納得してしまいます。(^o^)

そういえば、福井県坂井市三国町の雄島には「もっくりこっくり」という化け物を神の力を借りて退治したという伝説が残っていますが、ここ鹿島の森にも「昔々、越前の神様と加賀の神様が鹿島の森をめぐって争いをし、森に綱をまいて、神様同士で綱引きをして勝った方が森をもらえるという勝負を行った」という伝説があるそうです。この勝負の結果は加賀の神様が勝ち、鹿島の森は加賀の神様のものとなりました。その時負けた越前の神様がしりもちをついた跡が北潟湖だと伝えられています。とても面白い伝説が残っていますね。

福井県坂井市三国町で越前蟹の民宿・旅館を探すなら、東尋坊から車で5分の「越前蟹の民宿あらや」はいかがでしょうか。

越前蟹の民宿あらやではお客様にメインの蟹をお見せしてから調理します。１．本物を確認できる　２．写真が撮れる　３．ゆで置きや冷凍は使わない　４．調理したての蟹を味わえる　５．蟹だけで満足できる、ことで皆様から安心してご予約いただいております。蟹以外のメニューで量を増やすことはいたしません。

越前蟹の民宿あらやは私と妻の小さな宿ですが、新鮮な蟹を調理することにこだわっています。調理前の蟹をお見せするのも、お客様に鮮度をご確認いただきたいからです。蟹の仕入れから調理まで夫婦で行い、人任せにしません。良い蟹を仕入れようと努力しております。

越前蟹の民宿あらやでは調理前の越前蟹をお客様にお見せします。お見せしてから調理しますので、お待たせしますが、調理したての越前蟹を味わえます。蟹を手に持って、記念写真を撮ることもできます。