越前蟹の民宿 石川県 吉崎御坊2
石川県の吉崎御坊と越前蟹の民宿
- ◎石川県と越前蟹の旅
- 福井県と石川県を組み合わせた越前蟹の旅もおすすめです。例えば、石川県の金沢市内を観光して1泊し、2日目は福井県に足をのばして東尋坊や永平寺や福井県立恐竜博物館に訪れ、夜は三国の越前蟹の民宿あらやに宿泊して越前蟹を味わう、といった石川県の吉崎御坊と越前蟹の民宿を組み合わせた旅行はいかがでしょうか。
- ◎越前蟹の民宿 石川県の旅行 吉崎御坊2
- 福井県あわら市(旧金津町)吉崎 三国町から石川方面へ行き、北潟湖を抜けた所にあるお寺で、蓮如上人が立てたお寺(道場)は戦火により焼失しており、現在は寺跡が国の史跡とされている。江戸時代に吉崎御坊の後進として浄土真宗のお寺が二つ山下に再興されていて、寺跡には「本堂跡」と書かれた石碑が建っています。
- ◎石川県の鹿島の森へ行ってきました
- 蓮如上人が開いたと言われるお寺は山の上にあります。ここは山の上に行くための参道です。参道を登っていくと横に案内板があり、「国指定史跡 蓮如さん時代(室町時代)からの唯一現存する参道です。」と書かれていました。
- 参道を進んでいくと、上が鐘つき台になっている建物が見えます。案内板には「蓮如上人御旧跡 嫁おどし肉附面拝観所 吉崎御坊 願慶時」と書かれています。ここに出てくる嫁おどし肉附面とは、こんな話に出てくるお面です。「毎日のように吉崎御坊に参拝していたお嫁さんが気に入らず、参拝途中のお嫁さんを鬼の面をかぶって脅かしたお姑さんが家に帰ってお面をとろうとしたらとれなくなってしまった。家に帰って事の次第を知り驚いたお嫁さんに、お姑さんが心から詫びて念仏を唱えると、不思議な事にそれまでどんなに引っ張っても取れなかった鬼のお面がするりととれた。それ以来、お姑さんも信者になって二人は仲良く参拝したそうだ」拝観所ではこのお面を見る事が出来るそうですよ。
- 階段を登り山頂に出ると、吉崎御坊跡に出ます。大きな広場になっていて散策出来るようになっています。私たちは4月に行ったので、桜が咲いていてとても綺麗でした。
- 参道から一番奥の場所に蓮如上人の像がありました。この像は山際の方にあるので、像の側まで行くと遠くまで景色を眺める事が出来ます。
- この蓮如上人像は台座が12メートル、像が5メートルのとても大きな像です。有名な高村光雲さんが造ったそうです。
- ここは「吉崎御坊の本堂跡」です。横にある説明文によると、吉崎御坊は3度焼失しているそうです。3度目の火災の後、御坊跡は荒廃のままとなったとの記載がありました。
- 奥に見える石が「蓮如上人お腰かけの石」というそうです。蓮如上人がここに座って景色を眺めている様子が「吉崎山絵図」に描かれているそうです。
- 上人の直筆御名号、御文、絵像、蓮如上人絵伝など貴重な文化財と資料を展示しているそうです。蓮如上人がいらしたころの吉崎御坊の復元模型なども飾られているそうですよ。定休は木曜日。入館料は300円程度なので、興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。
蟹の民宿・旅館なら越前蟹の民宿あらや
福井県坂井市三国町で越前蟹の民宿・旅館を探すなら、東尋坊から車で5分の「越前蟹の民宿あらや」はいかがでしょうか。
越前蟹の民宿あらやではお客様にメインの蟹をお見せしてから調理します。1.本物を確認できる 2.写真が撮れる 3.ゆで置きや冷凍は使わない 4.調理したての蟹を味わえる 5.蟹だけで満足できる、ことで皆様から安心してご予約いただいております。蟹以外のメニューで量を増やすことはいたしません。
越前蟹の民宿あらやは私と妻の小さな宿ですが、新鮮な蟹を調理することにこだわっています。調理前の蟹をお見せするのも、お客様に鮮度をご確認いただきたいからです。蟹の仕入れから調理まで夫婦で行い、人任せにしません。良い蟹を仕入れようと努力しております。
越前蟹の民宿あらやでは調理前の越前蟹をお客様にお見せします。お見せしてから調理しますので、お待たせしますが、調理したての越前蟹を味わえます。蟹を手に持って、記念写真を撮ることもできます。
越前蟹の民宿あらやは全館リニューアルしました
◎福井県坂井市三国町の越前蟹の民宿あらやは念願の全館リニューアルを終えて「三国温泉お宿あらや」として生まれ変わりました。食事スペースは「越前蟹の食事処 越前がに楽膳」に変わりました。妻と二人で民宿を継いでから、長いあいだ構想を練っていたのですが、終わってみれば柱と床と外壁以外のほとんどを改装した全館リニューアルとなりました。上の写真は、改装後の「三国温泉お宿あらや」の玄関先です。改装することができたのは、越前蟹の民宿あらやのときの常連のお客様のおかげです。「三国温泉お宿あらや」に変わっても、これまで通り良い越前蟹をお出しできるよう努力します。【三国温泉 お宿あらや】に進む 【越前蟹の宿泊予約・プラン一覧】に進む
◎越前蟹の民宿あらやの客室はすべて畳敷きの和室でした。改装後は、客室の数は四つのまま変わらずに、二つを畳敷きの和室にして、残り二つをベッドの客室にしました。全室、トイレ・洗面つきです。上の写真は改装後の和室の客室です。越前蟹の民宿あらやは東尋坊から続く越前加賀海岸国定公園のひとつ越前松島という海岸線にある自然公園内に立地しており、客室から海がきれいに見えました。この頃の客室の景観の良さを保ちつつ、さらに窓を一枚ガラスに変えることによって水平線がきれいに見えるよう改装時に工夫しました。これによって、夏から秋に水平線に沈む夕陽がとてもきれいに見える客室となりました。写真の客室「越前」はとてもお客様に好評で、ご宿泊の要望の高い人気のある客室になっています。【三国温泉お宿あらやの客室】に進む
◎上の写真は現在のベッドの客室の写真です。ご覧の通り、畳敷きの和室にベッドを備えた和風のベッド室となっております。越前蟹の民宿あらやの頃は、畳の上に敷くお布団の数を調整することですべての客室でお子さんにご宿泊いただけたのですが、改装後のベッドの客室は大人お二人様専用の客室とすることになりました。お子様のご宿泊が制限されるのは残念ですが、越前蟹の民宿あらやの頃に、越前蟹のご宿泊のお客様からベッドの客室の要望がとても多く、改装時にフローリングの洋間にベッドを置く客室にすべきか、かなり迷ったのですが、畳敷きの和ベッド室の方が体への当たりが柔らかく、越前蟹シーズンのお客様に向いていると判断しました。写真の客室「海幸」はとても好評で、特に越前蟹シーズンのご夫婦が多くご宿泊されています。【三国温泉お宿あらやの客室】に進む
◎以前、越前蟹の民宿あらやの頃は通常の一般的な浴室しかありませんでしたが、改装後は予備の客室だった場所を三国温泉を引いた浴室にしました。予備の客室二つをそのまま浴室に改装しましたので、改装前と比べて内部の空間を大きくすることができました。この浴室は時間制の貸切風呂として使用することで、他のお客様と一緒のお風呂にならないようにしています。ご夫婦で入られるには充分な大きさの浴室になっていると思います。【三国温泉】に進む