越前蟹のお知らせ2022
- 福井県の越前蟹の蟹漁やセリ値の動向、水揚げの状態、水産試験場の蟹予想、漁獲制限、越前蟹の宿泊プランなどの越前蟹に関する情報を「越前蟹のお知らせ」として掲載しています。
越前蟹に関するお知らせ2022 |
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旅行支援後期 |
◎全国旅行支援宿泊料金割引キャンペーン(後期)◎ |
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旅行支援前期 |
◎全国旅行支援宿泊料金割引キャンペーン(前期)◎ |
漁獲制限への対応 |
11月中旬より福井県で越前蟹の漁獲制限を実施することになりました。今後はメスのセイコ蟹や最も小さいサイズのオスのズワイ蟹、脱皮してすぐの水ガニの漁獲をやめるなどして、漁業者は禁漁となる3月20日までの期間、漁獲を制限しながら蟹漁を進めていくものと思われます。11月末の現時点では3月20日まで蟹漁が続くと断定できませんので、お宿あらやにご予約のお客様に漁獲制限について説明し、もし漁獲制限枠の上限に達して蟹の水揚げが極端に減少したり、水揚げが無くなることでお食事のご提供ができなくなる事態となることが予想されましたら、なるべく早くお客様にご連絡したいと考えております。 |
制限開始、セリ値上昇 |
国の定めた漁獲量上限の5割に達したことから、福井県と漁業関係者で協議が行われました。福井県は1隻あたりの漁獲上限を定め、さらに最も小さいサイズの蟹は海に放し、メスのセイコ蟹の漁獲を減らすという漁獲制限を実施することになりました。2022年11月18日は漁獲制限実施後で初のセリとなり、11月10日に比べてオスのズワイは2~3割、メスのセイコ蟹は8割ほど減りました。これにより解禁直後は豊漁で安かったセリ値が上がり、例年並みの高値となりました。越前ガニの漁獲制限は初めてのことで、地元観光業者の懸念は大きく、広範囲に多大な影響を及ぼすことになりそうです。 |
漁獲可能量の半数に |
国は資源維持を目的に県ごとにカニの漁獲量の上限を設けていて、福井県では、2022年11月の半月で今シーズンの割り当て量341トンのすでに5割に上っています。解禁後メスのセイコ蟹が大豊漁であったことで例年を大きく上回る漁獲量に達したことが原因です。例年なら、この時期までの水揚げは約3割ですが、今期は半分に達してしまっています。このままでは漁期(オスは3月20日まで、メスは12月31日まで)の途中で上限に達し、シーズン後半に操業できなくなる懸念があり、地元で困惑がひろがっています。 |
セイコ豊漁、極310万円 |
県水産課によると、初日の水揚げはオスのズワイが一万四百匹、メスのセイコ蟹が二十三万四百匹。昨年と比べて、オスのズワイが二千二百匹増えて、メスのセイコが八万四百匹増え、セイコが大豊漁となる幕開けとなりました。最高級ブランド「極(きわみ)」の基準を満たす越前蟹は越前港で5匹、三国港で3匹が水揚げ。「極(きわみ)」の基準は、重さ1.3kg以上、甲羅の幅14.5cm以上、爪の幅が3cm以上。越前港の5匹のうち、重さ2.2kgの一番蟹には昨年の過去最高額80万円を大きく上回る310万円の値が付きました。居酒屋「わらび」の注文を受けたかねいち水産が昨年に続いて落札。一番蟹の競りはいきなり100万円からスタート。最高額落札を狙い、名古屋市から初参戦した活カニ専門店の注文を受けた滝商店(越前町)が300万円まで粘るも競り負け、同店は2匹目の極を20万円で落札したそうです。 |
2022年11月6日初セリ |
11月5日に三国、越前、敦賀、小浜の四カ所の漁港から計六十三隻が出漁、11月6日に越前港で初セリが行われました。昨年は蟹漁解禁時から風が吹いて荒天となり、海が荒れて時化ましたが、今年は落ち着いた晴天が続く予報で例年通りの蟹漁が行われると思われます。 |
全国旅行支援 2022年12/20まで |
◎全国旅行支援宿泊料金割引キャンペーン◎ |
全国旅行支援クーポン |
【地域クーポン:平日3000円、土曜1000円】 |
水産試験場の蟹予想 |
福井県水産試験場は毎年、越前ガニの資源状況を調査して漁獲量を予想しています。福井県水産試験場が10月に発行した「海の情報 水試だより 第85号」によると、2022年6月の調査船での資源調査の結果、「オスは昨年をやや上回る、メスは昨年を上回る」との予想が発表されました。福井新聞社の報道によると、福井県水産試験場は10月7日、11月6日に漁解禁となる本年度の「越前がに」の漁獲量予測を発表、昨年度より雄は5~15%増、雌は10~20%増を見込む。この約20年間、減少傾向が続いていたが昨年度、本年度と増え、さらに今後2年間も増加していく見込みであることから、同試験場は「(漁獲量減少は)当面の底を打った」としており、漁獲量予測は今年5~7月、カニ漁場のうち、越前町や坂井市三国町沖合の一部区域をトロール網や水中カメラを使って調査、推測した。順調に成長した個体数が多いことから、本年度の漁獲量は雄が220~240トン、雌が165~180トンの計385~420トンと予測し、昨年度の358トンを上回るとした。さらに来年度と再来年度に漁獲可能なサイズのカニも多く、漁獲量は5%ずつ増加していく見込みとした。越前がにの漁獲量は、記録が残る中では1964年度の1091トンが最も多く、70年代後半から80年代にかけ200トン台まで減少。2002年度には631トンまで回復したが再び減少、20年度には319トンまで減っていた。漁獲量が増えている理由として、13年度に始めた雌の漁期を10日短縮する漁獲規制により、徐々に回復。漁獲可能となる8年以上が経過したことで、漁獲が増加し始めたとみている。同試験場は「稚ガニが多く生育する区域の情報を共有して漁を避け、将来的に漁獲量が増えるよう取り組んでいる。まずは500トンを目指していきたい」と話す。漁獲量予測は、昨年までは解禁日直前に発表していたが、観光協会などから早期に発表してほしいとの要望があったことから、今年は具体的な数値を示し約1カ月早めて発表した、とのことです。( ⇒ 福井新聞社の越前がに情報サイト「かにカニ福井」より) |
越前ガニの受付スタート |
2022年9月1日からネット上で越前ガニの宿泊受付をスタートしました。 |
蟹さしみ・焼き蟹・甲羅焼・特特大サイズ(1kg前後)・セイコ蟹・雑炊 |
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1kg前後 ゆで蟹プラン |
◎年末年始 税込66,000円/蟹さしみ・焼き蟹・甲羅焼の他に、特特大サイズ(950g~1050g)をお二人で1杯「ゆで蟹」にする人気の蟹尽くし。特特大サイズから上は旨みの乗った上質の蟹になり、水揚げも年々減少していることから競り値がグンと上がります。お客様に生のカニをお見せしてからゆでますので、ゆでたてを召し上がれます。12月中旬まで、ゆでセイコ蟹もお出しします。【「越前ガニ1kg前後 ゆで蟹プラン(期間:2022年12/28-1/9)」に進む】 |
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1kg前後 蟹しゃぶプラン |
◎年末年始 税込66,000円/蟹さしみ・焼き蟹・甲羅焼の他に、特特大サイズ(950g~1050g)をお二人で1杯蟹しゃぶ、最後は雑炊でしめる人気の蟹尽くし。蟹しゃぶは常にアツアツで食べられて野菜も取れ、最後の蟹味噌入りの雑炊が美味しい、宿イチオシ料理です。通販で蟹しゃぶを取り寄せるのは難しく、水揚げも年々減少していることから、鮮度の良い蟹しゃぶは地元でしか食べられません。12月中旬まで、ゆでセイコ蟹もお出しします。【「越前ガニ1kg前後 蟹しゃぶプラン(期間:2022年12/28-1/9)」に進む】 |
おすすめポイント |
◎あらやには蟹好きのご夫婦が結構いらっしゃいまして、「特特大や献上蟹を夫婦で分け合って食べるのが楽しみ」というご夫婦と、フルコースを選ばれるご夫婦にはっきり分かれます。特特大サイズは「献上蟹まで大きくなくてもいいけど、良い蟹が食べたい」という方が選ぶことが多いプランです。(※)特特大サイズは特大サイズより大きいが、献上蟹のレベルに達していないクラスになりまして、特特大と献上蟹では、かなり大きさが違います。 |
蟹さしみ・焼き蟹・甲羅焼・献上蟹サイズ(1.1kg前後)・セイコ蟹・雑炊 |
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1.1kg前後 ゆで蟹プラン |
◎年末年始 税込70,000円/蟹さしみ・焼き蟹・甲羅焼の他に、皇室献上サイズの越前蟹(1050g~1200g)をお二人で1杯「ゆで蟹」にする、人気の蟹尽くし。献上蟹クラスは最も水揚げが減少しており、県外への出荷もほとんど無いことから、ゆでたての献上蟹サイズは地元でしか味わえません。お客様に生の蟹をお見せしてからゆでますので、ゆでたてを召し上がれます。12月中旬まで、ゆでセイコ蟹もお出しします。(※)荒天や暴風でカニ漁に出られず、入荷が無い場合は「特特大サイズ ゆで蟹プラン」などの別プランに変更になります。【「越前ガニ1.1kg前後 ゆで蟹プラン(期間:2022年12/28-1/9)」に進む】 |
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1.1kg前後 蟹しゃぶプラン |
◎年末年始 税込70,000円/蟹さしみ・焼き蟹・甲羅焼の他に、皇室献上サイズの越前蟹(1050g~1200g)をお二人で1杯「蟹しゃぶ」にする、人気の蟹尽くし。蟹しゃぶは常にアツアツで食べられて野菜も取れ、最後の蟹味噌入りの雑炊が美味しい、宿イチオシ料理。献上蟹クラスは最も水揚げが減少しており、通販で蟹しゃぶを取り寄せるのは難しいことから、鮮度の良い蟹しゃぶは地元でしか食べられません。12月中旬まで、ゆでセイコ蟹もお出しします。(※)荒天や暴風でカニ漁に出られず、入荷が無い場合は「特特大サイズ 蟹しゃぶプラン」などの別プランに変更になります。【「越前ガニ1.1kg前後 蟹しゃぶプラン(期間:2022年12/28-1/9)」に進む】 |
おすすめポイント |
◎あらやには蟹好きのご夫婦が結構いらっしゃいまして、「特特大や献上蟹を夫婦で分け合って食べるのが楽しみ」というご夫婦と、フルコースを選ばれるご夫婦にはっきり分かれます。あらやは私と妻でやっている小さな宿です。こういう宿で献上蟹を選ぶお客様は、建物や設備より蟹が目的!と決めてお越しになるお客様が多いと思います。港のセリ場に立って上のサイズを見ると「ほんとうに数が減ったなあ」と感じます。ご来店まで水槽で生かしておくことに神経を使いますが、楽しみにされている方も多いので、お気持ちに応えることができるよう努力したいと思っております。(※)荒天や暴風でカニ漁に出られず、何日も献上蟹サイズの入荷が無いことがございます。その場合は特特大などの別プランに変更してご提供いたします。 |